J2C大阪は25日、ヤンマースタジアム長居で岐阜と非公開の練習試合を行った。主にサブ組が出場し、2-0で勝利した。

 先制点は、今季ユースから昇格したMF西本雅崇(18)だった。「監督の言うことをやろうと意識していた。決められて良かった」と安堵(あんど)した表情を見せた。しかし、すぐに顔は引き締まり「自分の突き上げがチームの活性化になると思う」と力強く話した。

 2点目は、FW永井龍(23)が「長居で永井弾」を決めた。今季は、元ウルグアイ代表フォルランや元ドイツ代表カカウだけでなく、ブラジル人のパブロ、元日本代表の玉田や関口も加わりポジション争いが激化。必死にアピールを続ける永井は「この(サブ)メンバーが主力に刺激を与えられるように、プレッシャーをかけていきたい。チャンスはあると思う」と下克上を誓った。