仙台は11日、宮城県若林区荒浜にある東日本大震災慰問之塔で献花と黙とうを行った。午前中に約2時間の練習後、全28選手と渡辺晋監督(41)、スタッフら約40人がバスで移動。震災発生時刻の午後2時46分に合わせ、黙とうした。

 11日の荒浜訪問は昨年に続き2度目。渡辺監督は「この地域に存在するチームである以上、この時間に練習はできない。この時間にこの場所で手を合わせることが大事。我々は東北とともにこれからも戦っていく」と決意を新たにしていた。