日本代表のハリルホジッチ監督が視察に訪れた試合で、ホームの川崎Fが先制した。

 前半22分、移籍後リーグ戦初先発となったFW杉本が、顔面ブロックで相手のクリアボールを拾うと、そのままドリブルから右足で今季初得点を決めた。

 新潟は高い位置からプレスをかけ、47分にはMFレオ・シルバからFW田中とつなぎ、右サイドのDF川口に出すがクリアされた。前半は川崎が1-0でリードし折り返した。

 川崎Fは後半13分、FWレナトが相手DFをドリブルで次々にかわし、追加点を挙げた。

 新潟は、後半からMF成岡、同14分にはFW山崎も投入し反撃を試みる。同26分、川崎F・MF森谷のスルーパスをFW大久保が決めて3点目。

 新潟は同38分、FWラファエル・シルバがセンターライン付近からドリブルで持ち込み、そのまま決めて1点を返した。

 川崎Fは同42分、大久保がこの日2点目を決めて突き放した。同ロスタイムには、新人のMF三好が交代で出場し、Jリーグデビューを飾った。川崎Fがリードを守り、今季ホーム初勝利を挙げた。