今季2度目の東北ダービーは、ともにリーグ戦からスタメンを8人を入れ替えて臨んだ。立ち上がりは仙台が前半10分にFWハモン、同18分にFKからMF茂木が惜しいシュートを放つなど攻め立てた。しかし同24分、山形が少ない好機の中から先取点をもぎ取る。DF宮阪の右クロスからのこぼれ球を、DFアルセウが押し込んだ。同39分には、FW万代が決め、リードを広げた。

 2点を追う仙台は後半開始から右SBにDF菅井、右SHに梁の主力を投入して反撃に出る。同17分に仙台MF梁が直接FKを決めて1点を返すが、及ばず。仙台はホームで勝ち点を逃し、山形が貴重な勝ち点3を持ち帰った。