第1S終盤2試合で8失点した山形の守備陣が粘りを見せた。前半12分に4試合連続となる先制点を許したが、その後は右膝手術から復帰したDF渡辺が中心となって無失点に抑えた。

 アウェーで貴重な勝ち点1を得て、石崎監督は「広大(渡辺)がDFラインを統率して、勇気ある守備ができていた」と振り返った。

 前半45分にJ1初ゴールを決めたMF宮阪は「(前に)どんどん入っていかないと。その意識が得点に結び付いた」と話した。