神戸が7試合ぶり黒星を喫した。前半先制されるも、同ロスタイムにCKからFW渡辺千真(28)が頭で落としたボールをDF増川隆洋(35)がダイレクトボレー。同点に追い付いた。

 しかし、前半24分にDF相馬崇人(33)が一発退場してしまったほころびがでる。後半32分、相手エースFW宇佐美に勝ち越し弾を浴びた。

 DF岩波拓也(21)は「退場があり、厳しい試合だったが、後半何とか回していこうと思った。試合通して見れば、10人になってからでも戦えたし、悪くはなかった」。しかし、これでホームは10戦で1勝3分け6敗。「今日こそは、といつも思っているが、ここでまた負けていくのではなく、すぐ切り替えて次の広島戦に臨みたい」と、気持ちを奮い立たせた。