G大阪の日本代表FW宇佐美貴史(23)が、不発に終わった。代表合流前の最後の試合は、シュートわずか1本だけ。決して満足いく内容ではなく、チームも2連勝を逃した。宇佐美は「普段通りではないのは間違いない。それでも結果が求められていた」と振り返った。

 この日、ポルトガルの「ムルティデスポルト」電子版が、強豪FCポルトが今夏に宇佐美の獲得を目指していると報じた。

 その移籍報道に関して、宇佐美は試合後に「(夏の移籍は)ないんじゃないですか」と否定し、さらに「僕が(欧州に)行きたいと行っても、取り手がなければいけない。取り手があったとしても、僕が行きたいと思わないといけない。(双方の)意見が合致して初めて行けるもの」と淡々と話した。