J1横浜が中断再開試合を制して3回戦に駒を進めた。

 9月6日の豪雨によるピッチ状態不良で打ち切りとなった試合は後半28分16秒、MIOびわこ滋賀(JFL)のゴールキックから再開。横浜は序盤から攻め込んだが、シュートは枠を捕らえることができなかった。

 追加点を奪えないまま試合は、延長戦(15分×2)に突入。すると延長前半5分、DF奈良輪雄太(28)の右クロスをゴール前にいたMFアデミウソン(21)が頭で押し込み、均衡を破った。続く9分後の14分、アデミウソンが縦パスを送ると、FW伊藤翔(27)が左足でシュートを放ち、3-1と突き放した。

 モンバエルツ監督(60)は「スタートから力を発揮した選手の姿勢をたたえます。結果は内容に値するもの」と満足した。