横浜DF中沢佑二(38)が10日、継続的な復興支援に意欲を示し「現地の方が受け入れてくれる限り続けたい」と話した。

 アウェー仙台戦の際はチームでサッカー教室を開く傍ら、個人でも11年4月から被災地訪問を続ける。「『試合を見たよ』と言ってもらえるのも喜ばしいこと。現役であることの幸せをかみしめる」と、自身の活力にもなっている。サッカーグラウンドの整備も進み、週末に対外試合を行う子供も増えた。「日曜だとサッカー教室やるよといっても集まれない。支援の方法も考えないと」と話す。昨年は畑作業の手伝いも行い、交流を深めた。「自分たちが何をされたらうれしいのか」と自問自答しながら中沢流で支援を続けていく。