アウェーの磐田が、完封勝利を飾った。

 鳥栖は前半11分、MF金のクロスにFW豊田が頭で合わせるが、磐田GKカミンスキーの正面だった。磐田は前半18分、FW森島が腰を痛めて担架で運ばれ、FW斉藤が交代で入った。同23分には、DF小川大の右クロスからMF太田がヘディングシュートを放つが、オフサイドの判定。鳥栖は同36分、DF吉田のクロスに豊田が左足を合わせるが、クロスバーに弾かれた。前半は0-0で折り返した。

 磐田は後半3分、MFアダイウトンがシュートを放つが、左ポストを直撃。鳥栖は同9分にMF白のクロスに岡田が頭で合わせるが、枠を外れた。同19分には、MF岡本とFW池田を同時に投入した。磐田は後半35分過ぎから最終ラインの人数を削り、3バックにして攻勢をかける。そして同44分、DF中村太のFKからMF松浦が折り返し、最後はDF大井が合わせて先制した。終盤、鳥栖はGK林をゴール前に上げるパワープレーを見せたが、無得点に終わった。

 1点を守り切り、磐田は今季3勝目を挙げた。