アジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦第2戦上海上港戦(24日)に臨む東京が23日、中国・上海市内にある上海スタジアムで公式練習を行った。

 練習前に会見に出席した城福浩監督(55)は「ホームでの第1戦(17日、2○1)で勝つことができたが、上海の強さ、個のレベルの高さを実感した。ホームのように攻守に最大値を出さないと引き分け以上にできない」と緊張感を漂わせた。

 アウェーでの第2戦では、引き分け以上でクラブ史上初の8強進出が決まる。22日に現地入りしたメンバーは18人全員が日本人。中国メディアから「外国人はなぜ使わないのか」と質問が飛んだが、同監督は「勝つためのメンバーをそろえた」と厳しい表情で答えた。また、山岸範之GKコーチ(43)が体調不良を訴えたため、代役としてU-18東京の橋本亮一GKコーチ(45)が同行。前日練習を滞りなく行った。