横浜MF前田直輝(21)が不慣れなトップ下で先発し、1得点を奪った。

 チームのフォーメーションである4-2-3-1のトップ下で出場。普段はサイドでの出番が多いこともあり「(視界が)180度が360度になって左右どちらからもボールが来る。もっと首を振らないといけない」と課題を口にした。トップ下はMF中村俊輔が務めている。「俊さんっていう偉大な選手がいる中で、自分は何が出来るのか。前に絡むことだったり、突っかけることだと思う」と考えた上で、「納得いかないプレーもあったので、次またチャンスがあれば修正していきたい」と振り返った。

 2-0の後半13分には、MF斎藤学(26)のスルーパスに抜け出し、今季2ゴール目をマークした。「(チームの)3点目を取れてよかったけど、チーム全体で4点取って無失点で終えられたのが良かった」とチームの勝利を喜んだ。