横浜がホーム最終戦でG大阪に引き分けた。

 先制したのは横浜。前半32分、敵陣中央でMF斎藤学が縦パス。これをDF金井貢史がスルーしたところを背後にいたFW富樫敬真が相手DFをかわして、ゴール左に流し込んだ。

 前半終了間際にG大阪も追いついた。同46分、FW呉屋大翔がペナルティーエリア右からクロスを送り、相手DFにはじき返されるも、こぼれ球に反応したMF井手口陽介が左足でシュートを放ち、1-1で前半を折り返した。

 勝ち越し点を奪ったのは横浜。後半30分、DF小林祐三のFKでロングパスを送ると、対応したG大阪DF米倉恒貴のバックパスをMF斎藤がかっさらい、そのままGK東口順昭もかわして無人のゴールへシュート。2-1とした。

 だがG大阪がまたしても追いついた。後半43分、MF井手口のミドルシュートが横浜DFパク・ジョンスに当たってコースが変わり、そのままゴールに吸い込まれた。

 横浜は同50分に右CKからMFマルティノスが頭で押し込んだが、オフサイドの判定を受け、得点にはならなかった。

 これでルヴァン杯準決勝の2試合含めて、G大阪との3連戦はいずれも引き分けに終わり、横浜は試合後にサポーターからブーイングを浴びた。