名古屋がJ2降格圏に再転落した。残留を争う磐田にホームで痛いドロー。

 前半44分にFWシモビッチの今季10点目となるPKで先制しながら、後半開始2分で失点。その後は攻撃陣が追加点を奪えなかった。

 元日本代表GK楢崎は「うちの方がチャンスを作っていた。もう少しリードしている時間が長ければ良かった。そんなに危ない場面は作られてはいなかったが、スキを与えてしまった。全てが思った通りにはいかない」と悔しそうに話した。

 MF田口主将は「あと2試合、切り替えてやるしかない。チャンスで決めきらないと勝てる試合でも勝てない」と話した。

 J1残留圏内の15位新潟とは勝ち点30で並びながら、得失点差で16位。残留争いは14位甲府、15位新潟、16位名古屋の3クラブが、勝ち点1差にひしめく大混戦になった。