神戸の元日本代表DF伊野波雅彦(31)がクラブ史上最高順位のフィニッシュを誓った。

 26日は神戸市内で練習を実施。神戸は前節仙台に敗れ、第2ステージ優勝が消滅した。現在、年間順位では過去最高タイの9位につけている。天皇杯の結果次第でACLプレーオフ出場の可能性がある年間4位大宮とは、勝ち点4差。残り2試合でクラブの歴史を塗り替えることが目標だ。

 伊野波は29日の名古屋戦に向けて「優勝を逃して難しい戦いになるけれど、4位までいける可能性もあるし、(クラブ史上)最高の順位で終われるよう、勝たないといけない。クラブとして成長するためにはここを乗り越えないといけない」とキッパリ。特に第2ステージはホーム負けなし(5勝2分け)と強さを見せている。本拠地最終戦となる名古屋戦では「無敗で終わることが大事」と言い切った。