来季のJ2降格が決まった名古屋が、今季途中から指揮を執ったボスコ・ジュロブスキー監督(54=セルビア)と来季の契約を更新しない方針であることが5日、分かった。クラブ関係者が明らかにした。後任は未定。

 ジュロブスキー監督は、成績不振で休養となった小倉隆史ゼネラルマネジャー(GM)兼監督の後を受け、8月23日にアシスタントコーチから昇格。昨季限りで退団した元日本代表のDF田中マルクス闘莉王を呼び戻すなど立て直しに尽力したが、J1残留には1歩届かなかった。

 3日のリーグ最終戦後に進退伺を出す意向を示していた久米一正社長は4日に辞任を申し出て受理された。