横浜が接戦でG大阪を下し、準決勝に進出した。

 横浜は約3カ月ぶりの復帰が期待されたMF中村俊輔がベンチスタート。前半から、互いに激しく攻め合う展開も、なかなかゴールが割れなかった。我慢比べに展開を先にこじ開けたのは横浜。後半19分にPKを獲得し、FW斎藤がきっちり決めて先制した。直後にMF天野がゴールをゆらし、追加点かと思われたがこれは惜しくもオフサイドの判定だった。

 G大阪は同41分、セットプレーからMF今野が同点ゴール。試合を振り出しに戻した。しかし終了間際、MF天野が決勝ゴール。劇的な1発で29日鹿島との準決勝に駒を進めた。