14年7月から今年7月末まで日本代表GKコーチを務めたリカルド・ロペス氏(44)が28日、アーセナルサッカースクール市川(千葉県市川市)のテクニカル・ディレクターに就任した。

 選手としてはAマドリード(スペイン)でプロデビュー。02-03シーズンには、マンチェスターU(イングランド)でプレミアリーグ優勝も経験した。02年W杯日韓大会ではスペイン代表として活躍した。

 アギーレ前監督や、ハリルホジッチ監督からの信頼も厚く、明るい性格で選手からの人望も厚かった。今後は、日本の若年層育成に携わり、欧州との懸け橋ともなる予定だ。関係者によると「日本のポゼッションサッカーは世界に通用するもの。育成年代に携われることが楽しみ」と意気込んでいる。