沖縄キャンプ中の浦和は19日、島尻郡八重瀬町にあるグラウンドで2部練習を行った。

 午前中に筋力トレーニングと走り込みで基礎練習を行った後、午後は縦約80メートルに縮めたピッチで基本的な連係の確認を行った。

 午前中から、日差しが強く暑くなったかと思えば、一転して夕立のような雨が降ることもある変わりやすい天気。日が傾き始めたところで虹もかかった中、選手は気温約20度の過ごしやすい気候で汗を流した。

 今年で6季目の指揮となるミハイロ・ペトロビッチ監督は、18日に続いてこの日も大きな声を出して指導。連係にミスが出ると不満をあらわにする場面もあったが、回数を重ねてうまくいくと「ブラボー!」と選手をたたえる。練習に熱がこもった。

 最後はゲーム形式を行い、強度が高い練習を終えた。帰り際にはMF駒井善成がチームメートと「1日1日こなしていこう」と話すなど、選手からは前向きな声が飛んだ。