仙台は23日、鹿児島キャンプ6日目の練習を、鹿児島県さつま町で行った。

 降雪のため、当初の予定よりも4時間遅い午後2時から練習がスタート。フィールドプレーヤーは、シュート練習やハーフコートでの11対11のゲームなど、攻撃面を重視した練習をこなした。

 ゲームでは、川崎Fから期限付き移籍で加入したMF中野嘉大(23)が気を吐いた。「3-4-3」の布陣の右シャドーで出場した中野は、右サイドから絶妙なクロスを上げて得点をアシスト。「常に前を狙いながら、コンビネーションで崩していきたい」と目標の「全試合出場」に向けて、アピールした。渡辺晋監督(43)も「仕掛け方は(これまでの)うちにはない」と絶賛した。

 またこの日、DF増嶋竜也(31)が練習中に右ももの内転筋を痛めて、練習を切り上げた。渡辺監督は「1~2日かかるかもしれない」と状態を説明した。