札幌は5日、沖縄合宿地の金武町フットボールセンターで浦和と練習試合(35分×4)を行った。1本目でFW内村圭宏(32)、4本目ではDF上原慎也(30)FW菅大輝(18)FWヘイス(27)がゴールを奪うなど、攻撃陣はJ1の優勝候補を相手に結果を残したが、試合は4-6で敗れた。チームは今日6日、沖縄合宿を打ち上げる。

 今季初のJ1勢との実戦となった浦和との練習試合で、攻撃陣が結果を残した。現時点のベスト布陣で臨んだ1本目。まずは内村とMFジュリーニョが、浦和の守りを切り崩した。

 試合開始早々PKを献上するなど、0-3とリードされた32分。中盤の右サイドでボールを受けたジュリーニョが内村にスルーパス。相手DFをフェイントでかわした内村が冷静にゴールに流し込んだ。昨季12得点のジュリーニョと、11得点の内村。J1相手に幸先よいスタートとなったが、内村は冷静だった。「点を決めたのは良かったが、勝利したわけでもないし、ポジショニングや守備など改善できれば」と淡々と口にした。