ガンバ大阪長谷川健太監督(51)が、東京五輪世代のエース候補MF堂安律(18)にカツを入れた。堂安は6日、大阪・吹田市内で行われた大体大との練習試合で開始わずか2分でゴール。だがフル出場したものの他に見せ場が少なく、指揮官は「もうちょっと頑張って欲しい。もっともっと、こういうゲーム(練習試合)を大切にプレーしてもらいたい」と奮起を促した。

 堂安は今季公式戦5試合中4試合に出場。しかし全て途中出場で先発は勝ち取れていない。前日5日のアウェー柏戦は後半42分からの出場でドリブル突破から好機をつくったものの無得点に終わり、プロ初ゴールはお預け。指揮官は「チームの底上げというか、誰が出ても(チーム力が変わらない)というのを目指したい」とキッパリ。2トップの一角としても期待される堂安は「あとは(ゴールを)決めるだけ。決めたら次のステップにいけると思う」と、さらなるレベルアップを誓った。【小杉舞】