日本サッカー協会(JFA)は9日、東京都内で理事会を開き、東日本大震災の被災地支援の一環で、サッカー施設のJヴィレッジがある福島県の復興に注力する行動計画を決めた。

 JヴィレッジにJFAとJリーグの支部を開設し、それぞれの理事会やU-18(18歳以下)の大会、Jリーグのプレシーズン大会などを実施する。選手育成機関であるJFAアカデミー福島の現地再開計画も策定する。

 J2東京V前監督の冨樫剛一氏(45)をレアル・ソシエダード(スペイン)に派遣することも決めた。Jリーグ監督に必要な資格となる公認S級コーチに、元日本代表の広山望氏(39)ら3人を承認した。