日本代表入りしたセレッソ大阪MF清武弘嗣(27)が、代表発表から1時間半後に負傷するアクシデントに見舞われた。

 16日は大阪・舞洲練習場で、18日鳥栖戦(金鳥スタ)に向け調整。実戦練習中に、同じく代表入りしたMF山口と激しくぶつかり、右スネを負傷。苦痛に顔をゆがめて、練習を途中で切り上げた。幸いにも大事には至らず、クラブハウスから出てきた清武は「大丈夫です」と軽傷であることを強調した。

 その上で、清武は「蛍(山口)の魂を感じました。あれくらい球際は激しくいかないといけない。今のセレッソにはそれが必要」と語り、今季まだ未勝利(2分け1敗)のチームに激しさを求めた。

 UAE戦に向けては「俺は引き分けでも良くないと思っている。勝ち点3を目指したい。リベンジをする」と宣言。惜敗した昨年9月1日の対戦では先発しているが、清武は「俺は60分くらいで交代してしまった。今回のアウェーは、特に大事になってくると思う」と闘志を燃やした。