横浜FCのFWイバ(31)が、今季ホーム初ゴールを含む2得点の固め打ちで、チームを3戦ぶりの勝利に導いた。

 イバは、後半16分にMFジョン・チュングンの左からのパスを左足1タッチで流し込むと、同26分にはジョン・チュングンが、ペナルティーエリア内で倒されて獲得したPKを左足で決めた。「1点目は、ジョンがいいパスをくれて、あとは触るだけ。簡単に決めることが出来た。2点目のPKは最初、左を狙おうと思ったんだけど、GKの動きを見て、思いっきり真ん中が良いと思って蹴った」と胸を張った。

 後半に入り、急激に動きが良くなった理由を聞かれると「実は今日、新しいスパイクをはいたんだ。その影響か分からないけれど、前半は良くなかったね。後半は、スパイクにも慣れてきて、動きが戻ったんだよ」と明かした。

 3月5日のV・ファーレン長崎戦以来5試合ぶり、ホームでは今季初ゴールを決めて気分は乗っている。得点の量産態勢に入るかと聞かれると「ホームでのゴールはうれしい。サポーターも喜んでくれただろうね。彼らにとっても、大事なことだよ。もちろん。毎試合、ゴールを狙っているよ!!」と笑みを浮かべた。

 そして、日本語で「アリガトウゴザイマス」と言い、記者に握手をしてスタジアムを後にした。【村上幸将】