大宮アルディージャが済州(韓国)のブラジル人FWマルセロ(32)を獲得することが21日、決定的になった。既に交渉の大詰めに入っているという。

 マルセロは今季、リーグ戦11試合6得点で、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)では浦和戦を含めて計3得点。好機を演出するパスも出せる。開幕から得点力不足に苦しみ、J1残留圏(15位)に勝ち点1差の16位に低迷する大宮は、新戦力が加わる後半戦から巻き返しを狙う。マルセロは、浦和との5月31日のACL決勝トーナメント1回戦第2戦(埼玉)に出場していた。関係者によると乱闘騒ぎの際には興奮する味方を止めるなど仲裁に入っていたという。