ガンバ大阪が痛恨ドローを喫し、最下位に転落した。前半18分にMF倉田秋(29)がPKを決めて先制。だが、後半ロスタイム5分に同点弾を浴びてしまい、2連勝を逃した。

 宮本恒靖監督(41)が就任してから5試合目。8月の4試合はジュビロ磐田戦(1△1)、名古屋グランパス戦(2●3)、FC東京戦(2○1)、この日の札幌戦と先制しながらも後半に失点している。倉田は「こういう試合が続くと正直しんどい。自分も最後走りきるのが特徴なのに(できず)情けない」と落胆した。

 この日は後半途中に4バックから5バックへ変更。好セーブを連発していたGK東口順昭(32)は「点を取ってから苦しい時間帯が続きすぎた。守るだけでは体力も使う。ロスタイムになって守り切られへんのは集中力(の欠如)。今日の試合は守りきらないと。ちょっとでもDFラインを上げることができれば」と明確な課題を口にした。