北海道コンサドーレ札幌はオフから明けた1日、札幌ドームサブグラウンドで練習を再開した。身長2メートルの法大GK中野小次郎(3年)が練習に参加。韓国代表GKク・ソンユン(25)らと一緒に汗を流した。初日を終えると「雰囲気も気候も涼しくていい」と好印象を持った様子だ。

195センチでチーム一の長身GKクも、並ぶと小さく見える超大型。体格もさることながら左足のキック力も評価されている。J2徳島ユース時代の17年には徳島の2種登録選手だった。U-18、19日本代表選出経験があり、これまでJ1では川崎Fの練習にも参加。将来有望選手だ。今季鹿島入りしたFW上田綺世(21)とは大学同期。「上へ行ってしまいましたね。一緒に寮に住んでいたのに」と、先にプロとして活躍する姿に刺激を受けている。

練習中は「同じ背の高いク・ソンユン選手が『このシュートも止めるんだ』と驚いた。間近で見られたのが今後の自分のためになる」と学ぶ姿勢を忘れない。「チームスタイルが法政と同じ。キーパーが後ろからしっかりつなぐスタイル。自分にも合っているので、アピールしたい」。札幌の練習参加は3日までの予定だ。