<J1:神戸1-1浦和>◇第10節◇3日◇ホムスタ

 浦和の「サイド職人」MF平川忠亮が腰を強打し途中交代した。後半開始直後に相手選手と競り合った後にピッチの着地で腰を痛めもので、同4分にはMF相馬崇人と交代しベンチに下がった。

 試合後には痛々しく車いすで移動。平川は「打撲だと思うけど、よく覚えていない。すぐに検査しないといけない」と厳しい表情だった。エンゲルス監督は「腰の骨のレントゲンを撮らないといけない」と骨折の疑いも示唆した。試合はDF阿部勇樹の先制ゴールの後に追いつかれるも勝ち点1を死守。首位もキープしたが、左右両方のサイドをこなせる貴重な戦力が長期離脱となれば痛いところだ。