<ナビスコ杯:名古屋2-1京都>◇予選リーグA組◇31日◇西京極

 名古屋が京都に逆転勝ちした。1点を追う後半40分にFW巻佑樹(23)が右足で同点弾。ロスタイムに途中出場のFW津田知宏(22)が、これがプロデビュー戦だったMF花井聖(しょう、18)のスルーパスから決勝ゴールを決めた。

 巻、津田は25日浦和戦(豊田ス)に続く2試合連続得点。後半途中からピッチに入った花井も持ち前の攻撃的センスを存分に発揮した。

 主力を大量に温存しながら、大きな1勝をつかみ取ったドラガン・ストイコビッチ監督(43)はロスタイムに決勝ゴールが飛び出す展開に「最後はとてもドラマチックな幕切れ。いい形で終われて、ハッピーだ」と話した。