オーバーエージ(OA=年齢制限外)枠での北京五輪出場が絶望的になった神戸のFW大久保嘉人(26)が、U-23(23歳以下)の日本代表候補発表から一夜明けた1日、神戸市内で練習を開始した。炎天下の下で精力的に2時間も体を動かした。大久保本人は五輪出場を熱望し、反町監督も招集を決定していたが、クラブ側の反対により事実上、北京への道は途絶えた。神戸の松田監督は「日本のために結果を出すことはいいことだったのだろうが、難しい問題だった。神戸にとっても必要な選手なので」と話した。