<J2:甲府2-0広島>◇第31節◇16日◇小瀬

 広島MF柏木陽介(20)は、6月29日の山形戦以来8試合ぶりの敗戦に、「全然ダメ。たとえパスの出しどころがなくても、ボールをキープできる力をつけないと」と反省した。チーム全体にミスが多く、3トップを軸に走りまくる甲府に圧倒された。「守備のバランスが崩れたところを見事にやられた。甲府は他のJ2のチームと違い、しっかりそこを突いてくる」と脱帽した。熱望していた、日本代表のウルグアイ戦(20日、札幌ド)のメンバーから落選し「代表に入ってたらテングになっていた。今の状況では無理」と、謙虚に自らを見つめ直していた。