<J1:名古屋3-2京都>◇第32節◇23日◇西京極

 名古屋が劇的勝利で、優勝戦線生き残りに大きな1勝をつかんだ。

 前半開始直後と同25分に「今日負ければ優勝はないと思っていた」と意気込むMFマギヌン(26)が連続ゴールを決めた。後半に連続失点したが、ロスタイムにエースFWフローデ・ヨンセン(34)が自ら得たPKを決め、リーグ7試合ぶりに勝ち点3を手に入れた。

 今季で退団するヨンセンは「残り試合もしっかり勝ちたい。ゴールを狙って、チームを勝利に導き、サポーターに勝利をプレゼントしたい」とタイトルを置きみやげとしたい熱い思いを口にした。

 ドラガン・ストイコビッチ監督(43)は「今日はサポーターの方々に感謝しているし、ハッピーな気分で帰れるのではないか」と、アウェー西京極までやって来たサポーターたちへの感謝を口にした。