女子日本代表で北京五輪4位に貢献したMF沢穂希(30=日テレ)が今春にスタートする女子の米プロリーグ(WPS)のワシントン入りする決意を固めたことが22日、分かった。沢は昨年9月の国際ドラフトで同クラブから1巡目指名を受けていた。2003年まで米国でプレーした経験があり、2度目の米挑戦となる。

 沢は高い技術と豊富な運動量で攻守両面において日本代表を支える存在。日本代表で男女を通じて最多の通算144試合、女子で最多の72得点をマークしている。北京五輪では6試合で3点を挙げ、女子として史上最高の4位の原動力となった。

 米女子プロサッカーはWUSAが03年に活動を休止して以来の復活。WPSは7チームでスタートする。