<J1:鹿島2-1清水>◇第11節◇10日◇カシマ

 鹿島が清水を2-1で下し、試合消化が1試合少ない状況で首位を奪回した。前半4分にFWマルキーニョスが先制点を挙げると、後半5分に華麗なパス回しからMF本山雅志が追加点を奪い、勝負を決めた。終盤は過密日程と27・1度の気温からくる疲労で運動量が落ち、劣勢になる場面も増えたが、粘り強く試合運びで逃げ切った。オリベイラ監督は「常に選手には1位になるという意識を持って戦うことを求めている。継続して1位でずっといけるように全員で取り組んでいきたい」と話していた。