勝ち点19差からの逆転優勝を狙う3位のG大阪は27日、大阪・万博練習場で約1時間の最終調整を行った。28日の首位鹿島との大一番に向け、調整後は航空機で敵地へ移動した。

 勝てば2位川崎Fの結果次第で逆王手がかかる可能性がある一方で、敗戦なら優勝の可能性が消滅する。まさに今季の集大成となる一戦に向け、西野監督は「守りに入らず、常に強気の選択をしていく。ここまで(鹿島を)追い込んだんだ。何とかいいゲームをしたい。(攻撃の)精度を上げて、アントラーズの堅い守備を崩したい」と気持ちを引き締めた。

 MF明神は「普段通り、いつも通り試合に臨みたい。明日の(試合開始時刻)2時にしっかり持って行けるように。(宿舎)ホテルを出て、バスに乗って、スタジアムが見えてきたら(闘争心の)スイッチを入れる」と冷静に話した。