広島は30日、来季J2に降格する大分から日本代表GK西川周作(23)を獲得したと発表した。西川は広島を通じ「楽しいサッカーをしながら、しっかりと結果を求めていきたい」とコメントした。

 大分県出身で昨年の北京五輪代表に選ばれた西川は、今年10月のアジア杯最終予選の香港戦で国際Aマッチにデビューした。経営難に苦しむ大分に残留することも検討したが、チームに移籍金が入ることや来年のW杯日本代表を目指してJ1で経験を積む必要性などを考慮。新天地での再スタートを決意した。