<J1:名古屋3-1G大阪>◇第20節◇22日◇瑞穂

 G大阪が6試合ぶりの黒星を喫した。首位名古屋との直接対決で優勝争いへの参戦をもくろんだが、前半6分に早々と失点。その後、MF橋本の6試合連続ゴールで一時は同点に追いついた。

 だが、MF遠藤や高校3年のMF宇佐美らを中心にパスサッカーを繰り広げながら、追加点を奪えず。逆に名古屋に1チャンスを確実に決められて、敗れた。

 エース候補のFW平井を前半だけで途中交代させた西野監督は「ポイントゲッターをハーフタイムで代えることは、本来であれば考えたくない。だが(点を取る)他の仕事で、あまりにもマイナスが多い」と説明。さらに指揮官は敗戦について「スタートの10分で集中力を欠いた」と嘆き節だった。