リーグ初制覇に王手をかけた名古屋は15日、愛知・豊田市内で軽めの練習を行い、コンディション調整に務めた。2-1で勝った大宮戦(14日、瑞穂陸)で負傷交代し、左ひざ前十字靱帯(じんたい)断裂で全治6カ月と診断された元モンテネグロ代表MFイゴル・ブルザノビッチ(25)は、私服姿で練習を見学した。

 大宮戦で貴重な先制ゴールを決めた愛すべき助っ人の故障離脱。DFリーダーの増川隆洋(31)は「あの先制点は時間的にも、本当に大きかった。あれで楽に戦うことができた。ケガは本当に残念。かわいそう」と、ブルザノビッチを気遣った。