さすが!

 闘莉王先生-。名古屋DF田中マルクス闘莉王(29)がチームの大分・別府キャンプ初日の3日、いきなり“先生”になった。ランニング中に、最寄りの緑丘小学校サッカー部の児童が見学に訪れ、生・闘莉王に大興奮。「闘莉王~、闘莉王~」と絶叫。すると、過酷な走り込み中だった闘将が「“さん”を付けろ、っちゅうの(笑い)。ここは日本だって!」と教育的指導を行った。

 ジョーク交じりの笑顔での発言だったが、効果はてきめん。子どもたちはすぐに「闘莉王さ~ん」と大声援を飛ばした。精力的にメニューをこなした闘莉王は、ピッチ内外で圧倒的な存在感を発揮。キャンプ地についても「広島の時に来たことがある。いい所ですよ」と納得。充実の笑顔で引き揚げた。