東日本大震災の影響を受けた仙台は27日、仙台市内のホテルで株主総会と取締役会を開き、白幡洋一社長ら20人の取締役の報酬を来年1月まで10%カットすることを決めた。再任された白幡社長は記者会見で「地震を理由にしない経営をしないといけない。大変な状況にあたっていかなければ」と述べた。

 株主総会では2010年2月~11年1月までの事業報告がされ、当期純損益は約1億9000万円で、2期ぶりの黒字となった。