<J1:神戸4-2G大阪>◇第28節◇30日◇万博

 前半はG大阪ペースで進んだ。巧みな試合運びで序盤から主導権を握り、前半22分にFW宇佐美のループシュートで先制した。神戸はエース大久保が試合直前のメディカルチェックで故障がみつかり、急きょ欠場。バタバタした試合運びになったものの、前半36分に吉田のゴールで1-1の同点に追いつく。それでもG大阪は同41分に遠藤のFKから、最後はFWイ・グノが勝ち越し弾。前半は2-1のG大阪リードで折り返した。

 後半に入ると、神戸が反撃に出た。開始2分にDF河本のゴールで再び同点に。さらに後半12分には高校3年の新星MF小川が3-2とする勝ち越し弾を決めた。終了間際にもMFボッティがダメ押しの4点目。結局、神戸が4-2で11試合ぶりの勝利。G大阪は痛恨の敗戦で、逆転優勝が厳しくなった。