<J1:神戸1-0浦和>◇第1節◇6日◇ホームズ

 浦和が、開幕戦を落とした。09年から神戸にはリーグ戦勝ち無しの4連敗。前半19分、FW田中達也(28)がDF2人に囲まれながら右サイドをドリブルで突破し、グラウンダーのパスをゴール前へ。MF柏木陽介(23)がスルーし、後ろで待ちかまえていたMFマルシオ・リシャルデス(29)がシュート。惜しくもGKに阻まれたが、絶妙なコンビネーションを披露した。浦和は神戸より多い16本のシュートを放ちながら、無得点だった。シュート4本を放ったワントップのFWエジミウソン(28)は「結果がすべて。後半、チャンスを生かせなかった。ボールを受ける位置や、まわりを使うことが(選手間で)お互い意識不足でうまくできないところがある」と、反省点を挙げた。一方で、初陣となったペトロビッチ監督は選手を評価。「選手のコンビネーションのいいところが見られたし、全体的にパフォーマンスには満足している」と、話した。