<ACL:C大阪4-3全北現代>◇準々決勝第1戦◇14日◇大阪・長居スタジアム

 序盤から両チームともサイドを使って果敢に攻め、アウェーの全北現代(韓国)が先行して、C大阪が追い付く展開に。前半6分に全北現代がFW李東国のゴールで先制。C大阪は同29分、日本代表MF清武との連係でゴール前に飛び出したMFキム・ボギョンのグラウンダーのパスを、FW播戸が左足で押し込んで同点とした。前半ロスタイム、全北現代FW李東国の強烈なシュートがC大阪DFに当たってコースが変わり、そのままゴールへ。前半は2-1で全北現代がリードして折り返した。

 後半も激しい点の取り合いになる。11分、C大阪は右CKでMF酒本の山なりのクロスに、MF清武が頭で合わせて再び同点。全北現代はその2分後、同じように右CKをDF趙星桓のヘディングで3点目を奪てリードした。しかしC大阪は同19分、PKをMFキム・ボギョンが決めて三たび同点。同36分には右CKで酒本がゴール前へ送ったゴロに、走り込んできた清武が右足で決めて、この試合初めてリードした。4分のロスタイムも守り抜き、C大阪が4-3で先勝した。

 第2戦は27日午後7時から韓国・全州W杯競技場で行われる。