J2北九州の三浦泰年監督(47)が1シーズンの任期を残して退団する可能性が高いことが12日、関係者の話で分かった。続投を求めているクラブ側に対し、同監督から正式な意向はまだ伝えられていないというが、13年シーズンから導入されるクラブライセンス制度で、北九州はJ2限定のライセンス交付となっていたことなども原因と見られる。

 カズこと三浦知良(45)の兄で、現役時代には日本代表にも選ばれた三浦監督は、11年に北九州の監督に就任。J2で前年最下位(19位)だったチームを8位にまで引き上げた。2年目の今季は19勝7分け16敗の9位だった。