名古屋西野朗監督(59)が14日、岐阜経済大との練習試合でふがいない動きをした若手選手にカミナリを落とした。

 前半に3得点したものの、明らかに格下との対戦を意識させるプレーが目立った。ゴール前でMF青木亮太(18)がGKを抜きながら相手守備に阻まれゴールを逃したプレーにも「Jリーグで1点を入れるのがどれだけ大変か」と珍しく語気を強め、必死さが足りないことを指摘した。

 監督の怒りは全体にもおよび「ナビスコ杯1試合でも、自分がどれだけ成長できたのかを日々感じながらプレーすること。こういうゲームで全力を出してやらないと、自分にはね返ってこない」と若手選手の奮起を促した。