<J1:鹿島2-2東京>◇第22節◇30日◇カシマ

 移籍後初出場したU-21日本代表の東京MF中島翔哉(20)が、同点弾を演出した。

 1点ビハインドの後半42分、右サイドに流れながら右足ヒールパスで鹿島ゴール前に流した。これでゴール前が混戦となり、こぼれ球を日本代表FW武藤嘉紀(22)が決めて同点。期限付き移籍していたJ2富山から復帰し、後半33分から出場し、ゴールに絡んだ。

 中島は「ボールを受けろとは言われていたけど、そこからは自由にやれた」。定位置獲得にはいいアピールとなり「このチームには競争がある。しっかりと認められれば出番も増える。普通に自分のプレーをすればスタートから出られると思っている」と自信を口にした。