右ひざ内側の靱帯(じんたい)損傷で日本代表候補合宿を辞退した浦和FW高原直泰(28)が22日、リハビリとトレーニングを開始した。右ひざをテーピングしてランニング、筋トレ、軽くボールを蹴るアップまで全体練習に参加。シュート練習は回避して約20分間、テーピングを外して走り込んだ。右ひざは約2年前からの持病で「それほどひどくなったわけではない」と表情に暗さはない。「代表へ行くなら、きっちり練習しないと意味がない。きっちり調整して、次の試合(26日京都戦)に行けるようにする」と話した。一方、風邪で代表候補合宿を辞退したMF鈴木は練習を欠席。練習場には姿を見せたが「京都戦は間に合わないと思っている」(エンゲルス監督)と回復が遅れている。