<J1:大分3-1新潟>◇第10節◇3日◇九石ド

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 大分FW松橋優(23)が、366日ぶりのプロ2得点目となる今季初ゴールでチームの勝利を決定づけた。1-0の前半38分、FWウェズレイのスルーパスをDF裏に走り込んで受け、左足でゴールに流し込んだ。「(俊足を生かす)自分の持ち味ですから」。当然とばかりの言葉とは裏腹に、のどから手がでるほど欲しかったゴールだった。

 プロ初得点は昨年アウェー名古屋戦。この日と同じ5月3日だった。2年目の今季は先発出場が増えたがナビスコ杯、天皇杯を含めても丸1年、公式戦ノーゴール。「サッカーを始めてこれほど取れないことは今までなかった。さすがに自分のプレーをDVDで見て研究しました」という。

 アシストしたウェズレイはこの日が復帰戦。両足首痛のFW高松の復帰も近い。「これから2点目、3点目と結果を出したい」。大分FW陣のリーグ戦連続無得点を7試合で食い止めた若きFWが、さらなる飛躍を誓った。