<J2:C大阪2-0湘南>◇第14節◇17日◇長居

 19歳の日本代表、C大阪MF香川真司が30メートルドリブルを披露した。湘南戦で得点こそなかったが、高い技術と豊富な運動量でチームをけん引した。チームは前半11分、MFジェルマーノ(27)の40メートルシュートで先制。後半ロスタイムにFW小松塁(24)の5戦連発弾も飛び出し、2-0と4連勝。暫定2位に浮上した。

 C大阪MF香川が開始49秒、湘南MFアジエルからボールを奪うとドリブルで30メートル駆け上がり、チャンスを作った。前半27分にはくるりとターンし、DFをかわして右クロス。後半ロスタイムにはFW小松のゴールの起点となるパスを出した。J2上位対決を制しチームは6戦負けなし。「大切な試合に勝ててうれしい」と胸を張った。岡田ジャパン合流は22日。その前日21日の次節福岡戦(長居)でも全力投球する。